HEAVEN ROAD
「まだ早いかな?」
「……あたし、初めてだから早いとか遅いとかわかんない。どうすればいいのかもわからない」
恥ずかしさのあまり顔を隠しながら宗の言葉に答える。
「えっ?初めて?」
驚いた宗に益々恥ずかしくなる。
あたしってやっぱり遅いのかな?
好きとか付き合うとかってのを知ったのも高校に入ってからだし、もちろんそんなことは自分の身に起こるだなんて夢にも思ってないし。
「カナ、ごめん。初めてなら驚いたよね」
優しくあたしの肩を抱いてくれる宗に少しだけ恥ずかしさが抜ける。
「俺はカナが好きだから。好きで好きでたまらない。だからこうして二人で居るとカナに触れたくなる。抱きたいって思う」
あたしはこんなときなんて答えればいい?
普通の子達はみんなどうしてるんだ?
萌に聞いとけば良かった。
「嫌じゃなかったら、俺に任せてくれない?俺はカナと一つになりたい」
嫌ではない。
だから、あたしはコクリと頷いた。
「……あたし、初めてだから早いとか遅いとかわかんない。どうすればいいのかもわからない」
恥ずかしさのあまり顔を隠しながら宗の言葉に答える。
「えっ?初めて?」
驚いた宗に益々恥ずかしくなる。
あたしってやっぱり遅いのかな?
好きとか付き合うとかってのを知ったのも高校に入ってからだし、もちろんそんなことは自分の身に起こるだなんて夢にも思ってないし。
「カナ、ごめん。初めてなら驚いたよね」
優しくあたしの肩を抱いてくれる宗に少しだけ恥ずかしさが抜ける。
「俺はカナが好きだから。好きで好きでたまらない。だからこうして二人で居るとカナに触れたくなる。抱きたいって思う」
あたしはこんなときなんて答えればいい?
普通の子達はみんなどうしてるんだ?
萌に聞いとけば良かった。
「嫌じゃなかったら、俺に任せてくれない?俺はカナと一つになりたい」
嫌ではない。
だから、あたしはコクリと頷いた。