御曹司様のことなんて絶対好きにならない!
翌日の誕生日当日、将生の出張を知った知恵ちゃんからの誘いを断ってまっすぐに帰った。
今、知恵ちゃんと話したら将生の愚痴をいっぱい喋っちゃいそうだったから。
将生が忙しくなるのはわかってた事で、私だってちゃんと覚悟してたのに。1度甘やかされてしまった心はすっかり寂しがりやさんになってしまった。
「もうちょっと強くならないとなー」
簡単に作った夕食を食べて後片付けをしていると、玄関のチャイムがなった。
「すいません、時間指定のお届けモノです」
誰かが誕生日プレゼントを送ってくれたのかも!
予想外の出来事に気分は急浮上する。
届けられたのは可愛らしい大きなフラワーアレンジメントだった。
《誕生日おめでとう!こんな風に花を送るのは最後になるかな?》
よく知っている、ちょっと右上がりの将生の字で書かれたメッセージに嬉しくて頬が緩む。
今、知恵ちゃんと話したら将生の愚痴をいっぱい喋っちゃいそうだったから。
将生が忙しくなるのはわかってた事で、私だってちゃんと覚悟してたのに。1度甘やかされてしまった心はすっかり寂しがりやさんになってしまった。
「もうちょっと強くならないとなー」
簡単に作った夕食を食べて後片付けをしていると、玄関のチャイムがなった。
「すいません、時間指定のお届けモノです」
誰かが誕生日プレゼントを送ってくれたのかも!
予想外の出来事に気分は急浮上する。
届けられたのは可愛らしい大きなフラワーアレンジメントだった。
《誕生日おめでとう!こんな風に花を送るのは最後になるかな?》
よく知っている、ちょっと右上がりの将生の字で書かれたメッセージに嬉しくて頬が緩む。