御曹司様のことなんて絶対好きにならない!
6.
翌日も誘われるまま、坊っちゃまと2人でランチに行った。
彼の今日のセレクトはお蕎麦。
店構えはこじんまりとしているけど、品が良くて落ち着く。
この感じ、なかなかないんだよね。
ウキウキしながらお品書きを見て、ニンマリしてしまう。
鴨せいろにしようか、天ぷら蕎麦にしようか迷うな。でも蕎麦湯飲むなら、やっぱりせいろ?それなら天せいろも捨てがたいなー。
真剣に悩んでいたら、向い側からククッと笑い声が聞こえてきた。
「悩むのも分かるけど、早く決めないと昼休み終わっちゃうよ?」
「だって、ここのお店入っただけで期待度マックスだからハズしたくないんですよ」
照れ隠しにふて腐れたように答えると、それにもまた笑われた。
「気に入ったのなら、また来たらいいんだよ」
その余裕の微笑みにもドキドキする。
彼の今日のセレクトはお蕎麦。
店構えはこじんまりとしているけど、品が良くて落ち着く。
この感じ、なかなかないんだよね。
ウキウキしながらお品書きを見て、ニンマリしてしまう。
鴨せいろにしようか、天ぷら蕎麦にしようか迷うな。でも蕎麦湯飲むなら、やっぱりせいろ?それなら天せいろも捨てがたいなー。
真剣に悩んでいたら、向い側からククッと笑い声が聞こえてきた。
「悩むのも分かるけど、早く決めないと昼休み終わっちゃうよ?」
「だって、ここのお店入っただけで期待度マックスだからハズしたくないんですよ」
照れ隠しにふて腐れたように答えると、それにもまた笑われた。
「気に入ったのなら、また来たらいいんだよ」
その余裕の微笑みにもドキドキする。