御曹司様のことなんて絶対好きにならない!
それからも井深さんや尾関さんと意見を出し合った。2人は普段から取引先と会い、直接希望を聞いているから、求めるものがハッキリしている。その要望は高くて、やっぱり難しい。
すると、しばらく私達の話を黙って聞いていた係長が口を開いた。
「今回の提案はスイーツ一本で行きましょう」
係長以外の3人で、ぽかんとしてしまった。この人、私達の話を聞いてたんだろうか?
1番早く自分を取り戻した井深さんが焦って言う。
「えっ、いや、だって、それでは弱いんじゃないかって今、散々話してたトコで‥‥」
ウンウンと無言で同意する尾関さんと私を見た係長が嬉しそうに笑う。
あ、このイタズラっ子の笑顔!もう係長の中で自信があるんだ。
「みなさんの意見を聞いていて、イマイチまとまらなかった考えがまとまりました。この方向でいけると思いますよ」
すると、しばらく私達の話を黙って聞いていた係長が口を開いた。
「今回の提案はスイーツ一本で行きましょう」
係長以外の3人で、ぽかんとしてしまった。この人、私達の話を聞いてたんだろうか?
1番早く自分を取り戻した井深さんが焦って言う。
「えっ、いや、だって、それでは弱いんじゃないかって今、散々話してたトコで‥‥」
ウンウンと無言で同意する尾関さんと私を見た係長が嬉しそうに笑う。
あ、このイタズラっ子の笑顔!もう係長の中で自信があるんだ。
「みなさんの意見を聞いていて、イマイチまとまらなかった考えがまとまりました。この方向でいけると思いますよ」