モテ男の恋
翌日学校へ行くと、いつもと変わらない大きな黄色い女子の歓声。


俺は静かな朝が欲しいんだよ。


そう、楽のような...。


あー、思い出したら会いたくなってきた。


ふと、急に頭の中にビリッと電気が走った気がした。


バッと、右を向くとうるさい女子の隙間から頭をカクカクさせながら寝ているのか歩いているのか分からない楽がいた。


俺の楽センサーすげぇ!


さすが俺!


眉間に寄っていた皺はなくなり、満面の笑みで楽の方へ走った。
< 13 / 18 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop