【完】マンガみたいな恋をしよう


「あの…っ、しゅんく…っ!」




「俺も、篠原さんとLINEしていい?」






「へ…っ!?」


「てか、する。俺がするから。」



思わぬ展開に、状況がつかめない。


「あ、あの…」

「じゃあ俺戻るね?教科書、ありがとう」


そう言って、微笑んだ舜くんは、


近づきすぎた距離を広げて、颯爽とクラスに帰って行ったーーーーー。

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