【完】マンガみたいな恋をしよう


…あぁ、そっか。デートか。



ひとりでなるほど、と納得する。



そんな私を見て「変なやつ」と怪訝な顔を向けるはる。



「じゃ、いってくるから」

「はいはい、楽しんでね〜」



いいですねぇ、デートする相手がいる人は。

…どうせ私にはいませんよーだっ!



「ねーちゃんは今日は出かけないの?」


ソファにでーんと座っている泉が聞く。

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