【完】マンガみたいな恋をしよう


「ありがと、杏理。そう言う風に思ってくれるのは杏理しかいないよ」


「そんなことないよ!!みんなだって!」



舜くんはあはは、と笑いながら私の先を歩く。



「着いたよ」

「…うん。あのね、舜くん。私、ほんとに舜くんの試合見たいなぁ…」


また断られそうだなぁと思いながらも遠慮がちに聞いてみる。



だって、サッカーしてるかっこいい舜くん見たいんだもん!!


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