【完】マンガみたいな恋をしよう


「ん。その代わり、俺のこと幻滅しないって約束して」


「え、いいの!?」


思いもしないその言葉に、がばっと顔を上げる。


「約束できる?俺、杏理に嫌われたくないの」


いつかの、子犬みたいな目で困ったように笑う舜くんに「うん!!幻滅なんてしない!!!」と叫ぶ。



「そっか。ありがと、杏理」


「私こそありがとう!

えへへ、舜くんのサッカーが見れるんだ…!」


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