【完】マンガみたいな恋をしよう



1階に行っても、お母さんと泉に同じ反応をされた。


「あ、杏理?どうしたの」

「ねーちゃん?」


泉に至っては、口に入れていたミートボールを落としそうになっている。


…私そんなにひどい顔してるのかな。




「な、なにが?

…あ、やばい時間ない!
行ってきます!」



あんまり心配はかけたくないと思い、精一杯の笑顔で家を出た。


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