【完】マンガみたいな恋をしよう



廊下に出ると、ちょうどはるがいた。



「あ、はる。私たちちょっと話して来るから、先生なんとかごまかしておいて」





「おう、わかった。杏、ゆっくりして来るんだぞ」



はるも様子のおかしい私を気遣ってくれる。


…幸せだなぁ、私。




ひろはよろしくね、と付け加えて屋上へ向かった。


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