【完】マンガみたいな恋をしよう
そのマネさんは舜くんと同じ部活にいるのが気まずくて、やめちゃったらしい。
やっぱり、好きな子がいるから告白断ってるのかなぁ……。
私そんなに一瞬で振られたら、落ち込みすぎて学校来れなくなっちゃうよ!?
頭を悩ませる私を撫でながらひろは、
「何か接点さえあればねぇ……。」
と呟いた。
しばらくして1限目の数学の先生が教室に入って来て、授業が始まった。
授業中も私の頭の中は、舜くんでいっぱいだった。