【完】マンガみたいな恋をしよう
そしてひろと自販機で飲み物を買った。
「…あれ?ひろ、それ…」
私がスポーツドリンクを買うと、続いてひろも買っていた。
「…もしかして、颯くんにあげるの?」
「…そうよ、悪い?」
プイっと顔を逸らして言うひろは「舜くんだけあって野々原にないの、可哀想じゃない。だから…」とブツブツ言っていた。
ふふ、ひろ、かーわいいっ!
ツンデレまひろ様に、颯くんもズッキューンだよっ!!!
ニヤけた顔を戻せないまま、私たちははるの元へ戻った。