【完】マンガみたいな恋をしよう


舜くんはひとしきり私を笑い、その後他愛のない話をした。


やっぱりいつまでも心臓は忙しいけど、舜くんと話す時間はすっごく楽しくて。



「すき、だなぁ…」





「…え?」




「え?」


「杏理、今なんて…」


目の前には、目を見開いて私を見つめる舜くん。





「……っええぇぇーっ!?」



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