【完】マンガみたいな恋をしよう


「杏理…っ!」


私の右腕が舜くんによって捉えられ、その勢いでそのまま舜くんへと倒れこむ。


「ひゃっ…!!」



そして私を抱きとめた舜くんは、そのまま私を強く、強く抱きしめた。



突然の温かい温もりを制服越しに感じ、身体が固まる。


「あの…しゅん、くん」



「好きだよ」







「…え?」

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