【完】マンガみたいな恋をしよう
「そういえば、ねーちゃんは彼氏さんにプレゼント買わなくていいの?」
「えっ!?泉、知ってたの!?」
泉の突然の言葉に思わず大きな声が出る。
そんな私の様子を見て、泉はおかしそうに笑った。
「わかるでしょ、毎日あんな幸せそうに携帯眺めてたら」
え…私、そんなに嬉しそうにしてたんだ…
無意識だったから、そのびっくりした。
「相手は、前に言ってた残念イケメン?」
「う…うん、そうだけど…
残念じゃないからね?」