【完】マンガみたいな恋をしよう
うん、我ながらいい考え!!
1人で満足し、頰がほころぶ。
しかし舜くんは、私の言葉に固まってしまっていた。
「え…でも、いいの?家族で集まってるんじゃ…」
「うん、毎年家族でクリスマスパーティーなんだけどね、毎年美波ははる連れてくるし、泉にも彼女さんがいるから!
ね、だめ??」
舜くんを見上げてお願いしてみる。
そしてしばらく考えた後、舜くんは
「じゃあ、お言葉に甘えて…」
となぜか顔を赤くして言った。