【完】マンガみたいな恋をしよう
「……っな………っ!」
いきなりのキスに一瞬にして顔に熱が集まる。
そんな私をみて舜くんは、
「可愛かったから」と言ってまたキスを落とす。
「舜くん…!ここ、家の前…っ!!!」
「あ、そうだった。忘れてた」
そう言いながら全然悪そうにしない舜くん。
…もう、舜くんのばか。
家族に見られても知らないんだから!!!
そして「杏理、また明日ね」と言って舜くんは帰って行った。