【完】マンガみたいな恋をしよう
クリスマス
ピピピッピピピッ
んんん〜………
いつもは起きないアラームで、しっかり目覚める。
…まぁ、楽しみすぎて夜なかなか寝付けなかったんだけど。
のそのそと起き上がり、昨日準備しておいた服一式を持って一階に降りる。
「あらっ!?杏理、今日は早いのね?
……あ、もしかしてデート?」
朝ごはんを用意するお母さんが、私をみて大袈裟に驚く。
…いつもはるが起こしに来るまで起きないからなぁ。
「舜くんと出かけてくるんだ〜!
あ、そうだ!今日の夜家に舜くん連れてきてもいい?」