【完】マンガみたいな恋をしよう
リビングへ行くと、そこには泉と彼女さん、菜優ちゃんの姿があった。
「お!ねーちゃんおかえりー!」
「お邪魔してます!」
…いや、ちょっとまって。
「可愛い〜〜〜〜〜っ!!!」
「うわぁっ!」
なんだこの子!天使!?いや天使だ!!
思わず抱きついちゃったじゃないか!!
「ちょっと泉!菜優ちゃんすっごい可愛いじゃない!!天使だよ、天使!」
「ねーちゃん…ちょっと落ち着けって」
興奮が冷めない私に呆れる家族。
そんな私を見かねたのか、お母さんの「さ、ご飯食べましょ?」という一言でみんな席に着いた。