【完】マンガみたいな恋をしよう


「ふふ、ほんとに大家族になっちゃったわね〜!子供が増えたみたいでお母さん嬉しいわ♪

そうだ、自己紹介とかしてみる?」


そして全員参加の謎の自己紹介大会が始まったのだった。




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「ちょっと部屋行ってくるね?


…舜くん、行こっ!」



そう言って舜くんを私の部屋に連れて行く。

部屋のドアが閉まった瞬間、舜くんは後ろから私を抱きしめた。



「き…緊張した…」



あれから舜くんはみんなから質問責めにあい、本当におつかれな様子だった。


「ふふ、みんな舜くんのこと気に入ってたね」


「ほんとによかった…。杏理の家族はいい人ばっかりだね」



前から思っていた、『舜くんを家族に紹介したい』と言う私の小さな願望が叶えられた。



本当にあの舜くんが私の彼氏なんだなぁ、と改めて実感する。

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