【完】マンガみたいな恋をしよう
「”残念イケメン”だよ」
…今のは私じゃないよ?
パッとドアの方を見ると、いつの間にかはると美波が立っていた。
…はる、笑いこらえきれてないから。
「ちょっと、はる!!!」
「え、なに、残念イケメン?どういうこと?」
そう言って不思議そうに首を傾げる泉に、説明をし始めるはる。
「運動音痴で性格が悪いって噂の、イケメンくん」
「性格悪くないから!!!」
今日何回このツッコミしたの!!!
はるしつこい!ばか!!