【完】マンガみたいな恋をしよう


真っ黒な笑みで微笑む舜くんに背筋が凍った私は、それから今までにないほどの猛勉強を始めた。



勉強なんてもっぱらダメだった私は、寝る間も惜しんで勉強し、ギリッギリで志望校の1番偏差値の低い学部に合格。


余裕で志望した学部に合格した舜くんと、晴れて春から同じ大学に進むことになったんだ!


だけど…


「ひろぉぉ〜…離れ離れなんて…ひくっ」


「泣かないの。帰ってきたら遊べるでしょ」

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