【完】マンガみたいな恋をしよう
「ありがとうっ!!!」
舜くんから、チョコレート…!!!
嬉しさを隠せず、ありのままの笑顔でお礼を言う。
「…!」
舜くんからのプレゼント、食べれないよ…!
チョコレートを見ながらついにやけてしまう。
「篠原さん」
「うん?」
突然名前を呼ばれ、ぱっと顔をあげる。
舜くんを見ていなかったため、舜くんとの距離を把握していなかった私は、
あまりの近さに恥ずかしくなる。
ちっ…近いっ…!
思わず顔がかぁっと赤くなる。