カモフラージュ
ハア。。。
「千尋ー、どうする?」
「どうするって言われても・・・
でも、真由美さんのお客さんは?」
「皆さんに手紙を出そうと思ってるの。
私を気に入って来てくれてる人もいるけど
店の雰囲気とか、女の子を気に入って
来てくれてるお客さんもいるから・・・
今まで通り来てくれる人もいると思うの」
「そうですかぁ?
あたし達と真由美さんでは
レベルが違い過ぎます!
それに、売り上げは完全に落ちますよ!」
美月の言う通り
「大丈夫よ!千尋と美月がいれば!!!」
「あたし・・・
真由美さんがいないと頑張れない!!!
誰が、2人の心配をしてくれるんですかー?
誰が、2人のホローをしてくれるんですかー?
誰に・・・
真由美さんの代わりが出来るんですかぁ?」
千尋は、初めて言い返した。
フー
美月は黙って背中を撫でてくれる。