カモフラージュ
次の日、美月の部屋で目が覚めた。
昨日の事を言われても、話が見えない。
でも、ケータイを見ると・・・あった。
川崎からのメールが2件。
< 無事に家に着いたかな?
おやすみ☆ >
< おはよう。2日酔いにはなってない? >
「ほら~ 嘘じゃなかったでしょ?」
「はい、すいません。
ご迷惑をお掛けしました」
2日酔いで重たい頭を、床まで下げた。
「アハハ!良いよ!酔ってもどしたり
グチグチ言ってた訳じゃないから・・・
ちょっと、面白かったし!」
「ああ、でも、真由美さんと
ちゃんとお別れ出来てないよー!」
「いや~、あれ以上の別れは無いよっ!
2度と会えないみたいに泣いてたし。
まあ、いつでも連絡出来るし
時間合わせて、また会いに行こう!」
「うん。
取り合えず、誤りメールしよ」
美月が作ってくれた、朝食兼昼食を食べて
真由美さんにメールをした。