カモフラージュ
夕方、ワッキーを呼んで3人で夕食。
昨日の事を、まあ、事細かく説明する美月。
ワッキーは大爆笑中。
「そう言えば、メールしたの?」
「真由美さんには誤ったよ。
《また、ご飯食べに行こうね》って
返事が来たから安心したよ!」
「違うよ、川崎さん」
「あっ、してない」
たった今、気づきました!の表情。
すっかり忘れてた?
嘘ー!
どう返事していいか分からないから
ワッキーを呼んだのよっ!
なんとな~くワッキーの顔を窺う。
すると・・・思いが伝わった?!
「付き合うとかは別にして
1度会ってみれば?」
「2人で?」
「当たり前!俺達が行ってどうするんだよっ」
それもそうかぁ
「どうやって?」
千尋は、2人の顔を見比べた。