カモフラージュ
あたしの為?
あたしは、和馬の優しさに甘えて
和馬の気持ちを考えた事なかった?
でも、必死で封印したんだよ!
和馬は出来なかったの?
「あたし、どうしたら良いのぉぉぉ?」
美月にすがりつく。
「こうなったら、絶対彼と付き合おうね?
社長さんの為にも!」
千尋の肩をポン!
「そんなぁ・・・
あっちが駄目なら、こっちになっちゃう!」
純ちゃんと同じになっちゃう
「それは意味が違うでしょ?」
「だってぇ」
「千尋は、誰が好きなの?
誰と一緒にいたいの?」
「それは・・・彼が好き!
彼と一緒にいたいと思う!」
大きな声が出ていた。
「だったらそれで良いじゃん!
自分の気持ちを正直にぶつけるの!」
ええぇ?
自身ないなぁ