カモフラージュ
パステルカラーの壁に、真っ白いドア
お店の名前を確認して、大きく深呼吸。
少し、緊張していたけど
気合を入れ、元気良く挨拶をした。
「こんにちはー!」
何故か拍手で迎えられ、笑われた。
「こんにちはー!じゃないよね?」
健一と、綺麗な人が近づいて来る。
たぶんあの人が奥さんだろうなぁ
ああ、どうしよう
きっと顔も真っ赤だぁ
お辞儀をして、顔を見られない様にした。
「アハハ!ですよね?
おはようございます!でした」
「顔を上げて」
姿勢を直すと目の前に
綺麗な肌・パッチリの二重・ふっくらの唇
思わず見惚れてしまう~
「どうしたの?」
「・・・綺麗過ぎて・・・恥ずかしいです・・・」
「あら・・・」
「俺、面食いだから!」
納っ得!!!