カモフラージュ
摩天楼
今日から、新しい仕事。
美月と待ち合わせをして出勤した。
古くから在るスナック。
チェーン店もたくさんあって
ただ、給料が良かっただけの理由。
前の店よりは広くて
カウンター15席、テーブル3席。
女の子?は、30代が2人と40代が1人。
店長が30代半ば?河童みたいな顔だった。
キッチンにも、男の人が1人いた。
一通りの挨拶をして、仕事初め。
さすがに緊張していたけど
みんな優しそうなので
何とか、やって行けそうな気がした。
「千尋、私達って浮いてない?
年齢高過ぎ!」
「ちょっとねぇ。
でも、中途半端に若いと
純ちゃんみたいにライバル視されるから
逆に良かったんじゃない?!」
美月は納得してない様子だったけど