カモフラージュ

暫くして


" タクシーで送って行くから

           みんなも帰って良いよ "


と、マスターから連絡があった。



この時から、2人の運命が大きく変わる事を


誰も予想していなかった。



次の日、純ちゃんにメールしようと思った


けど、なんて書けば良いのか分からない


でも、心配してる事だけは伝えよう



< 純ちゃんの気持ち知らなかったから・・・>


出勤時間になっても返事が無い。



仕事には来るのかなぁ


辞めちゃったらどうしよう


不安が消えないまま出掛けた。



店に着くと、外で美月が待っていた。


「どうしたの?」


「なんかねぇ

 マスターと真由美さんと純ちゃんが話てた」


「うん」


美月は、伏し目がちに話してくれた。




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