カモフラージュ
部屋に帰って、美月がベッドに
寝かせてくれた。
ハア。。。ハア。。。
「千尋?」
「ん?」
「辞めようかぁ・・・この仕事」
「フフ!同じ事考えてたね」
「そうなんだぁ」
「うん。
でも・・・すぐには無理でしょ?!」
「明日にでも、ママに言うよ。
勝手だけど・・・許してもらおう」
「うん」
「だから、千尋は身体の事だけ考えて!」
「うん」
「千尋?」
「ん?」
「千尋に会えて良かった!」
下を向いて呟いたので聞こえなかった。
「何?」
「ううん。
大好き!って言ったの!」
「あたしも!」
美月・・・傍にいてくれて・・・
ありがとう。。。