L'eau, je suis important...






「一人で考え込んでいるところ悪いが、ファンがいるのは佐藤だけじゃねぇぞ?
もちろん、お前にもいるんだからな?髙野。」



はぁ?
俺にファンとか…



ありえねぇーな。



「本当だからな?」



すぐさま、釘を刺された。



「あ、あと、無自覚は構わないが、人より顔がいいことは自覚しろ。
ブスの前でそんなことを言ってしまうのは、ただただ腹を立たせるだけだからな。」



無意識に腹を立たせる……。



それだけは気をつけたいな。




「じゃ、忠告はこの辺にして。
100m、勝つのは俺だから。よろしく。」




切り替えがはぇーな!



まぁ、俺も負けねぇけどな。






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