L'eau, je suis important...
各自競技が終われば、応援席に戻っていいようになってる。
まぁ、俺は次が200だから、入場門のところに移動する。
でも、月斗は、200には出ないらしいから、少し話して別れた。
入場門につくと、チラホラ人がいた。
知り合いがいないから、暇だな。
ボーッと走っている人を見ていると、
ポン…
肩に手を置かれた。
「ぅわ!!」
突然のことに思わず声が出た。
ついでに、肩も上がりビクッとなった。
「やっほー」
振り返ると、笑顔で手をひらひらと振る玲がいた。
「おぉ。玲かよ!
驚かせんな!」