L'eau, je suis important...





「そう!これが嫉妬と独占欲
きっとこれからもっと増えてくると思うぜ!」


これからもっと…。



「これは恋している奴しか出てこない感情なのか?」



「うーん」


人差し指を頬に当てて考え始めた。


そして考え込んだ玲がこう言った。



「ないわけではないよ。
友情においても独占欲は出てくる。
でも友情に対してのは、思ったより自分で感情を操れる。恋愛に対しては感情が操れないからねぇ〜」



なるほどな。
恋愛は自分で感情を操れないのか…。


「あ、あともし女友達に対して独占欲が出て、それが友情か迷ったとき、それはきっと恋愛だよ。」


??
なんでだ?


「なんでかって?
もうこれは僕の持論でしかないんだけど、女友達なんてできない!多分!
きっと自分が意識してなくてもあっちはどう思っているかわからないから。
僕はそう思うよ。」



なるほどな〜。
まぁ、たしかに、お互いが友達と思っていないとそれは成立しないもんな。





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