L'eau, je suis important...





「じゃあ、次は俺!
俺は幹部の大﨑涼太(Ohsaki Ryota)。
うーん、特に言うことはない!よろしくな!」



あははっと人懐っこい笑顔を見せた。


明るめの茶髪に悠太くんの左目を少し暗くした感じの青の瞳。


そして右についた大﨑さんの瞳より明るめの青の宝石のピアス。
そうまさに悠太くんの瞳と同じ色の宝石のような。


あれ!?
このピアス…。悠太くんも同じものをつけてたような…。


特別珍しいデザインじゃないけど、私はこのピアスをお店で見たことがない。


もしかして、同じもの…!?




「…!?」



私がいろいろ考えて、驚いていることに気づいた愛華が



「舞羽?どうしたの?」


声をかけてくれた。



「いや、大﨑さんのピアス…。」



「あぁ!これ!?
これね、炎龍のみんなつけてんの!
赤の龍ってかっこいいよな!」



いや、そっちじゃない…。

でもここで話がややこしくなるくらいなら…。


胸にひめておこう。



「そうですね!かっこいいです!」



同意しておこう。




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