L'eau, je suis important...
それから、2人で浮き輪に乗り、ウォータースライダーをした。
そのあと、流れるプールに行った。
舞羽が浮き輪にのって、俺が押して…。
人も多かったから、人混みが嫌いな俺は楽しめるか不安だったけど、いつもより、舞羽と近くにいれたし、楽しかった。
「楽しかったな」
手を繋ぎながら、ロッカーへ向かう。
「ねぇ!楽しかったねぇ〜
スライダー、怖かったけど、楽しかった!」
「舞羽いっぱい叫んでたもんな。」
ククっと笑うと舞羽はムスッとなる。
「あれが怖くな悠太くんが異常なんだよ!?」
真剣な顔で力説してくるのが面白くて思わず吹き出した。
「もぉ!なんで笑うのよ〜」
「可愛いから。」
ポンと頭に手を乗せて、真剣な顔で言うと、舞羽はボンッと赤くなった。
「あ、りがとっ」
手で顔を隠しながら言ったから可愛さが増した。
舞羽が顔を赤くしたまま、ロッカーにつき、別れた。