L'eau, je suis important...



「どの水着も可愛いんだけど、やっぱり最初の水着にする!一目惚れした!」


愛華がそういったことにより、見回りが終了した。


「んで?舞羽はどれにするの?」


「え?私買わないよ?持ってるから」


「えぇ!?去年の?そんなのダメだからね!」


愛華のすごい勢いに戸惑いながらも答える。


「いや、この前悠太くんとプール行ったからその時に新調したやつだよ」


少し落ちつた愛華がちっちっちっと人差し指を左右にゆらした。


「じゃあ尚更新しいの買わないとじゃん!
同じのなんかだめだからね!」


尚更!?
なんでなの!?


「なんで?」

「髙野くんをドキドキさせるためよ!
ほら!これとかどう?」


愛華が見せてきたのは黒のワイヤービキニで、下がレースのスカートになっているもの。


「いやいや!これセクシーすぎない?
私こんなの着れないよ!」


「えぇ!?だめ?」



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