L'eau, je suis important...



ー次の日。


今日も奴らに集まってもらった。


「じゃあ、今から一列に並んでくれ!
順番は適当でいいぞ〜」


俺の言葉でぞろぞろと奴らが動き出した。


「じゃあ、名前を呼ばれて、合ってたら返事してやってくれ」

「うぃっす!」


まばらに返事が聞こえた。


「じゃあ、玲。お前のタイミングでいいからな。」

「おぉ!」


返事をした玲が大きく深呼吸をした。


「よし!じゃあ行きます!」


「ライくん!」

「あいっす!」

「リョウくん!」

「うっす」









「トウヤくん!」

「うぃっす!」


玲は1人も間違えることなく、奴らの名前を呼んだ。


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