L'eau, je suis important...
ー次の日。
今日も奴らに集まってもらった。
「じゃあ、今から一列に並んでくれ!
順番は適当でいいぞ〜」
俺の言葉でぞろぞろと奴らが動き出した。
「じゃあ、名前を呼ばれて、合ってたら返事してやってくれ」
「うぃっす!」
まばらに返事が聞こえた。
「じゃあ、玲。お前のタイミングでいいからな。」
「おぉ!」
返事をした玲が大きく深呼吸をした。
「よし!じゃあ行きます!」
「ライくん!」
「あいっす!」
「リョウくん!」
「うっす」
・
・
・
「トウヤくん!」
「うぃっす!」
玲は1人も間違えることなく、奴らの名前を呼んだ。