L'eau, je suis important...


すると、突然叫び声が響いた。


『うわぁぁあああああ!!!!!!!』


ーダンッ


大﨑が叫んだと思えば、倒れた。


その後の言葉。


『………ゆう……た……お……にい……ちゃ……ん………』


お兄ちゃん!?


大﨑は悠太の弟なのか!?



いや、でも今は関係よりも悠太と大﨑のことだな。


何で大﨑は倒れたんだ?


とりあえず、救急車!

呼ばないと!


『救急車!』


『今呼んでます!』


僕が救急車と叫ぶと、梶原がすぐに反応した。


そんな会話をしていると、悠太がムクリと起き上がって、大﨑のもとへ駆け寄ってきた。


そして、悠太も目を閉じて、救急車に乗った。


先程の濃すぎる出来事を思い出していると、病院についた。

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