L'eau, je suis important...
「あ」
いつもの場所においてある“ソレ”
“ソレ”をひとなでして、俺は
コトッ
おいた。
「じゃあ、琉太。
いってくるな!」
当然のように返ってこない返事。
それを思うと少しさみしくなった。
琉太がいた頃は、もっと………
やめやめ!こんな暗い気分で学校なんか行きたくないし!
ふと目に入った時計を見て目を見開いた
ヤッベ!
だいぶ時間経っちまってんじゃん!