L'eau, je suis important...
体育祭/種目決め
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「では、ここからは、体育大会実行委員に任せようかな。」
今の時間は昨日言っていた、体育祭にあてる時間。
そう言って山田は俺と山本を見て、前に来るように促した。
「なぁ、山本。
まず、何からする?」
少し考えて、
「うーん…。
先に旗に入れる言葉を決めて、
できるだけ時間を残して種目を決めようね。」
言った山本。
こいつ仕切るのうまいんだろうな。
「あぁ。それでいい。
司会お願いしていいか?」
山本の意見に同意し、願いをした。
「うん!全然いいよぉー」
「ありがとな。よろしく。」
若干の打ち合わせを挟み、会を進めた。
正確には、山本が。
「では、まず、この時間までにするべきことをお伝えします。
1、旗に入れる言葉を決める。
2、種目を決める。
できるだけ種目決めに時間を使いたいので、
旗に入れる言葉はさっさと決めていきましょう。
ご協力お願いします。」
その言葉とともに、軽く頭を下げた。
それを見て、慌てて俺も頭を下げた。
「まず、3分間話し合う時間を与えます。」
こいつ仕切るのうまいな!
「ねぇ。髙野くん。
悪いんだけどさ、黒板に今日しないといけないことを
かいてくれない?」
「あぁ。いいよ。
どう書けばいい?」
「あー、半分くらいに2つ目を書けばいいと思うよ。」
「おう!わかった。」
カツカツとチョークと黒板が当たる音がなる。