L'eau, je suis important...



「次は、雲外蒼天と完全燃焼で2つのうち1つに拍手をしてください。
考える時間は、いりますかー?」


頷いている奴はおらず、時間を取らずに進めてもいいっぽい。


「じゃあ、いきます!
雲外蒼天がいいと思う人、拍手!」


あぁ~。
さっきよりちょっと多くなったな。


3つだったのが、2つになって、少し増えたんだな。


「次に。
完全燃焼がいいと思う人、拍手!」


これは割れたなー。
でも、雲外蒼天のほうがちょっと多いかもな。



「じゃあ、先生。お願いします。」



「あぁ。」


山本の言葉に、深く頷く山田。



「多かったのは、雲外蒼天!」


ビシッという効果音がつきそうなくらいの勢いで、
人差し指を前に出した。



「はい。
という事で、3―Cのスローガンは、
雲外蒼天になりました!」


俺が拍手をすると周りも合わせて拍手をしてくれた。


「ありがとうございます。
では、最後に種目決めをします。
男女で別れて、決めましょう。
では、移動してください。」


その言葉を最後にそれぞれ動き出した。


男子は前の方に、女子は後ろの方に集まるようだ。



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