L'eau, je suis important...
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委員長にサポートしてもらいながら、
無事にすべての種目を決めることできた。
「委員長、ありがとな。
サポートしてくれて。」
「いえいえ。
無事に終わってよかったねぇー」
爽やかな分ちょっとおっとりしている
ところもある委員長。
まぁ、仕切っているときは、おっとりがなくなって、
爽やかだけになるけどな。
「あぁ。本当にありがとな。」
女子も無事に決まったようで、
山本が前に戻ってきた。
「お疲れ様。
無事に決まった?」
コテンと首を傾げながら聞いてきた。
「あぁ。
委員長に手伝ってもらった。
そっちも大丈夫だったか?」
「うん!皆、ちゃんと協力してくれて、
思ったより早く決まってよかった!」
自分の手柄にせず、周りのおかげ
という山本は、とても謙虚だ。
そして前に向き直って、
「皆さんの協力のおかげで、時間内に、
無事に決めることができました。ありがとうございました!」
ペコリと頭を下げ、そう言った。
それが横目で見えて、
俺も慌てて頭を下げた。