誰も知らない世界へ
翌日、私は冷たいベットの中で目が覚めた。
昨日のこともあり全く眠れなかったので、すぐに目が覚めた。まだ朝食には早い時間だ。
冷たいベットの中で昨日のことは夢ではないかと考えたが いま一人でいることこそ何よりの証拠だとおもった。
私は誰と結婚しようと妻としての役割を果たし恋情こそなけれど夫を愛して幸せな家庭を築こうと 昔からそれだけだった。
しかし、彼は私に妻としての役割すら果たさしてくれず恋情はもちろん愛情すら許さず私と幸せな家庭を築くきがゼロだ。
はぁ。どうしよう………
このままでは暗い方に傾きそうなので私はベットから飛び起きて身支度を始めた。
前向きに考えよう!悩んでも彼に愛する人がいることに変わりはないのだ。
けれど、私と夫婦になった事もまた事実。
彼に王子としての自覚がある事は確実なのだ。
彼が私と家族になってくれるように頑張ろう
そう、決意したのだった。