この冬が終わる頃
「でもね、俺には唯が協力してくれないと叶わない夢が沢山あるんだ。だから、これからもずっとそばにいてくれる? 」
「.......え?」
腕を緩め、驚く私の向きを変えると、蒼は両手を取って正面から微笑みかけた。もしかして、これってそういう意味? これからもずっと.......?
「今までだってそう。唯がいたからここまでやって来れた。しばらくは贅沢させてあげられないかもしれないけど、これからもっと頑張って、必ず会社を大きくしてみせる。だから、俺と結婚して下さい。」
「.......私でいいの?」
「唯じゃなきゃダメなの。二人で夢を叶えて行こう。絶対に幸せにするから。」
「.......はい。」
「やった!ありがとう。」
キラキラ輝くような笑顔で、蒼が私を力一杯抱きしめる。幸せ過ぎて涙が止められない。まさかこのタイミングで、一番欲しいプレゼントを受け取ることになるなんて。
「これからも唯にいっぱい甘えちゃうと思うけど、いい?」
「いいよ。」
「じゃあ、唯も甘えて。我慢させてばっかりは俺も辛いから。」
「そんなこと.....。」
「俺って頼りない?」
「ううん。」
「なら、もっとワガママ言っていいよ。今までごめんね。これからは俺が唯を守るから。」
「うん、ありがとう。」
「.......え?」
腕を緩め、驚く私の向きを変えると、蒼は両手を取って正面から微笑みかけた。もしかして、これってそういう意味? これからもずっと.......?
「今までだってそう。唯がいたからここまでやって来れた。しばらくは贅沢させてあげられないかもしれないけど、これからもっと頑張って、必ず会社を大きくしてみせる。だから、俺と結婚して下さい。」
「.......私でいいの?」
「唯じゃなきゃダメなの。二人で夢を叶えて行こう。絶対に幸せにするから。」
「.......はい。」
「やった!ありがとう。」
キラキラ輝くような笑顔で、蒼が私を力一杯抱きしめる。幸せ過ぎて涙が止められない。まさかこのタイミングで、一番欲しいプレゼントを受け取ることになるなんて。
「これからも唯にいっぱい甘えちゃうと思うけど、いい?」
「いいよ。」
「じゃあ、唯も甘えて。我慢させてばっかりは俺も辛いから。」
「そんなこと.....。」
「俺って頼りない?」
「ううん。」
「なら、もっとワガママ言っていいよ。今までごめんね。これからは俺が唯を守るから。」
「うん、ありがとう。」