☆一番星☆
最後の言葉
「きれいな星だね」
それが彼と交わした最後の言葉だった。星を見た帰りに、彼は交通事故にあった。その時目の前が真っ白になった。そのショックで今は登校拒否の状態である。学校には行きたいだけどなぜかいけないのだ。行きたくてもいけない。そんな自分が大っ嫌いだった。嫌いだった。
6月20日
この日は雨がふっていた。気分的にコンビニに行きたかったから、近くのコンビニに行った。雑誌を読んでいると、向こうから歩いてきた人が私にぶつかった。
「す、すいません。」
私がぶつかったわけじゃないのに何故か誤ってしまった。
「あ。すいません」
ふと顔を見るとどこかで見たような顔だった向こうもこちらをしばらく眺めていた。 「谷川唯」
「細国武」
声をそろえていってしまった。
高校の入学式、初めてしゃべりかけてくれた人だった。
「よう!げんきか?」
「相変わらずテンション高いんだね。」
それから会話がかなり弾んだ。メールアドレスまで交換した。男の人と話したのは久しぶりだった。楽しかったのに、何故か涙がでてきた。彼と交わした最後の言葉かが耳に響いた。思い出すたびに何度も何度も涙がこぼれ落ちた。
6月21日
朝起きたのは11時過ぎだった。昨日泣きすぎて目がいたかった。
それが彼と交わした最後の言葉だった。星を見た帰りに、彼は交通事故にあった。その時目の前が真っ白になった。そのショックで今は登校拒否の状態である。学校には行きたいだけどなぜかいけないのだ。行きたくてもいけない。そんな自分が大っ嫌いだった。嫌いだった。
6月20日
この日は雨がふっていた。気分的にコンビニに行きたかったから、近くのコンビニに行った。雑誌を読んでいると、向こうから歩いてきた人が私にぶつかった。
「す、すいません。」
私がぶつかったわけじゃないのに何故か誤ってしまった。
「あ。すいません」
ふと顔を見るとどこかで見たような顔だった向こうもこちらをしばらく眺めていた。 「谷川唯」
「細国武」
声をそろえていってしまった。
高校の入学式、初めてしゃべりかけてくれた人だった。
「よう!げんきか?」
「相変わらずテンション高いんだね。」
それから会話がかなり弾んだ。メールアドレスまで交換した。男の人と話したのは久しぶりだった。楽しかったのに、何故か涙がでてきた。彼と交わした最後の言葉かが耳に響いた。思い出すたびに何度も何度も涙がこぼれ落ちた。
6月21日
朝起きたのは11時過ぎだった。昨日泣きすぎて目がいたかった。