11月の物語
『待ってくれ…。クラリは…クラリは無事なのかよ。』
天使は今にも泣きそう。
だか、お前にはなすことなんてないんだよ。
『それはオレにもわからない。ただ覚えておけ、お前がクラリをこうしたこと。一生罪を背負っているといい。愚かな天使め。』
オレはそれだけを言い残す。
そしてクラリを優しく抱き悪魔界に戻る道を帰って行った。
・・・クラリ、よく頑張ったな。ゆっくり休めよ。・・・
悪魔界につくとオレはクラリをベットの上に寝かせクラリの名前が書いたロウソクに火を灯した。
自分でやったことだとわかっていながら今でも航海の気持ちが残る。
クラリ、また笑ってくれ。またいつか声を聞かせてくれよ