11月の物語
オレは悪魔界の入り口付近にいる監視官に同行した。
大事な役割を与えられた悪魔をこの手で消滅させたんだから罪は重いだろう…。
これでクラリの目が覚めるならオレは喜んで刑務所にでも入る。
でも、クラリの目は覚めないんだ…。
オレがどんな罪をうけてもクラリは戻ってこない
何年も月日が経ってオレは釈放されたがオレは悲しみに暮れている。
だって家に帰っても笑顔で出迎えてくれるクラリはいないんだ。
オレは独りなんだ。