小さな恋嘘
嘘つきな人
学校へ行く準備をして20分たつ。
もぅ家を出ないと遅刻する時間。
「未央奈ー遅刻するでっ!」
お母さんが部屋に入ってくる。
「学校休みたい。」
「何言ってんの?!あんた元気やん!行ってらっしゃいっ」
「いやぁぁぁ!」
「ばいばいっ」
ガチャン
お母さんに無理やり行かされた学校…いややわ。
だって、もぅ壱の隣にはいられへんねんもん。
「おはよ。未央奈、今日ギリギリやん。」
「はよ」
いや。席は隣やねんで?
だから、そうゆう意味じゃなくて…
「はぁ」
「どしたん?三好か?」
「違う。」
あんたや。あんた。
「あっ!今度、三好と一色さんの四人で遊びに行こ?」
「は?」
「昨日言っといたから。やからな?」
「どこ行くん?」
「映画見に行こって。」
映画………?
「いいよ。」
「じゃぁ明日な。難波に11時やから!」
「ん。」
なんでやねん。映画って。
何でうちが壱と紗英ちゃんが仲良くしてる所みやなアカンのよ。